主婦の仕事と家庭の両立の大変さとは？

現代では、仕事と主婦を両立している女性も多いのではないでしょうか。よく、「主婦は楽でいいね」なんていう言葉を聞きますが、専業主婦の仕事は、年収でいうと1000万円を超えるとも言われています。仕事もしているのでしたら、さらに大変な作業になるわけです。
まず、掃除や洗濯や炊事はもちろん、主婦には「名もなき家事」がたくさんあります。例えば食事ひとつにしても、料理とは食材を調理するだけではありません。その日のメニューを決め、調味料の残量を確認してから買い出しに行き、排水溝にゴミが溜まっていれば片づけをして、やっと料理が始まります。食べ物が余ったらラップをしたり、麦茶がなくなったら作るのも、全て主婦がやっているという家もあると思います。
これらの作業を、仕事のあとに一人でやるとなると、根気も体力もいることでしょう。
さらに子供がいれば、自分の仕事の前に朝の登園の準備、お弁当の準備、お迎えに行ったりお風呂に入れたりと、夫婦2人の生活の何倍も大変な作業です。
もちろん、会社での仕事も大変なことですが、主婦には休みがありません。さらに、子供がいれば、トイレや少し休憩、なんてことも気軽にはできないかもしれません。
よく家族でお出かけの時に、「お母さんまだー？」なんていう声が聞こえますが、主婦にはギリギリまでやることがあります。夫婦や家族で協力し、主婦ばかりが苦労せず、仕事も家庭も無理なく両立できるように、支えあっていけることがいいと思います。